公式戦での出来事。
息子の致命的なミスから失点した。
そのプレー以来、頭の中が真っ白になっているのが、手に取るように分かる。
その後もミスやしょぼいプレーを繰り返し、前半で敢え無く交代。
チームもそのまま敗戦。
さすがに試合後はションボリしていた。
でもここで泣くほど悔しがっても良さそうなもんだが、そこまでには至らず。責任感がまだ足りないか!?
帰宅後、息子には2つの問題点を指摘した。
1つはその致命的ミスのプレー。
無理につなごうとして蹴り損ない、失点。
その時のポジションを考えればセーフティファーストで切っておくべき場面だったわけで、軽率なプレーだったと言わざるを得ない。
だがもっと大きい問題が2つ目の指摘。
私 「何で交代させられたと思う?」
息子「ミスしたから。。。」
私 「違う。あのミスだけだったら交代にまではならない。
問題はその後全てのプレーがおかしくなった事。お前のトコロで全てが止まっちゃう。
あのミスの後、頭真っ白で全く修整できなかった。だから交代させられた。」
じゃあ何で頭真っ白になったか?
私 「Aチームのメンバーにビビってないか?」
息子「ちょっとそうかも。。。」
そうなのだ。
息子はAチームメンバーに指摘されると萎縮してしまうのだ。
これは以前からあった傾向だが、この日のミスの後は、物凄く分かりやすく現れた。
失点ミスの後、萎縮して、またミスして、チームメイトからギャーギャー言われ、の悪循環。
これを修整する方法は一つしかない。
ビビるな!
まず、自分がチームメイトにビビっている事を認めろ。
そして、自分の中で、ビビるな、落ち着け、と、強い意志と勇気を持つしかない。
これを息子に伝えた。
もう一つ。
息子はBチームで出る時は引っ張る方の立場だが、言い方が高圧的。
その言い方にビビっているチームメイトがいるであろう事も、この日の自分を考えれば分かるだろう。そして萎縮して、更にプレーが悪くなる事も。
試合中の声掛けは必要だが、言い方一つでチームを良くも悪くもできる事を理解すること。
どんなに技術があっても、最後はメンタル。
自分は、言われてもビビらないこと。
人にはビビらせないように言うこと。
この日の自身の交代とチームの敗戦。
高い代償を払っているのだから、これを必ず理解して欲しい。