フロンターレエリート、通称フロエリ。
昨日この1次セレクションを受けてきた。
よくJ下部のセレクションでは、SNSへの投稿禁止という注意書きがあるので、セレクションの内容には触れず、息子のプレーや感想に焦点を置いて記録を残しておきたい。
はっきり言って、全然通用していなかった息子。
終わった後に感想を聞いてみたら、
『プレスが早くて何も出来なかった。』
との第一声。
他、帰り道の質疑応答は以下。
落ち着いてプレーできた?
『それは出来たと思う。』
ボールを運ぶことはできた?
『運ぶチャンスが無かった。』
実力の何%出せた?
『50%くらい。』
楽しかった?悔しかった?
『悔しかった。』
なるほど。上から見てても分からなかったけど、結局は第一声に集約されている。
プレスが早くて怖かったから、すぐに横パスで逃げちゃったわけだ。
運ぶスペースはいくらでもあったから、チャンスが無いというのは間違いで、キープするのが怖かっただけ。
息子が得意とするプレーがなかなか出せなかったのは事実だが、実力の50%しか出せなかったのではなく、プレスを早く感じて焦り、周りのスペースを見えていないのが今の実力。
あとは焦っちゃってトラップミス、パスミス、コントロールミス多数か。よくコケるし。
この辺は実力そのまんま。
なお、芝で初めてスパイクを履いたわけで、走りにくかったりしないか心配だったけど、
やりやすかった、と言っていたので、その点は問題ではなさそう。
でも決して手を抜いていたわけではなく、一生懸命立て直そうとしていた。
自分でも上手くいっていないのは分かっていたようで、ポジションを色々変えて、もらい方を変えてボールに触る回数を増やす努力はしていた。
そもそも今回のセレクションは、本人が受けたいと言って受けたものではない。
本人は、自信が無い、と言っていたところを、ここまで頑張ってきた成果を計るために受けてみろ、と言って受けさせたもの。
でも受けることを決めてから、朝練も一生懸命頑張ったし、その成果はしっかり上がった。
合否はどうあれ、これまでの長い努力をしっかりセレクションにぶつけることができたと思う。
また、最後に悔しさを感じているところも重要。
これができてこそ、次のステージに向かえる。
頑張ったな。お疲れ様。