2018年4月22日日曜日

股関節

息子はインサイドのリフティングが極端に下手だ。

息子のドリブルは何か重心が高くて、たらたらやっている様に見える。
(見ていてイラつく。)

だが最近、重大な事に気付いた。
実はこの2つの原因は共通しているのだと思う。

気付いたのは、左右交互のインサイドリフティングをやらせてみた時。
(先日リフティングが100回を越えてから、数を追求せずに種類を増やす方針にした(3月30日の記事参照))

下手だ。。。

ただ、単に慣れていないと言うだけではない。
びっくりするくらい、足が曲がらないのだ。

私の下手なお絵かきで恐縮だが、インサイドリフティングはこのように足を曲げて行うものだと思う。
ところが息子の場合、足がこんな風にしか曲がらないイメージ。

原因は、股関節の硬さだ。
股関節が硬くて開かないから、インサイドを上に向けることができないのである。


ドリブルはどうかと言うと、息子のドリブルをチームのドリブルが上手い子と見比べると、ドリブルの横の移動量が少ない。重心が高いせいで、たらたらやっている様に見える。
これまで息子に、コーンドリブルとかの練習の時から、もっとヤル気を出して、もっと早く、もっと横に大きく動かすように言ってきた。
息子は、ヤル気でやってる、と反論する。

だが違った。やろうとしていないのではなく、やろうとしているのにできないのだ。

これも、イメージはこんな違い。
左が股関節が開かなくて動かせない子(=息子)のイメージ。右が開く子だ。
同じ身長・足の長さで書いているが、股関節が開くどうかで、ボールの横移動の幅も重心の高さも変わってくる。

全てがつながった気がした。
息子がインサイドリフティングができないのも、ドリブルの重心が高いのも、切り返してもすぐ敵にぶつかっちゃうのも、全部この股関節が思うように動かせないからだと思う。
もっと言えば、足が遅いのとか、インサイドキックでたまに窮屈な姿勢のまま蹴ってしまうのとかも、これが原因な気がする。


これの打開策だが、動かないのなら動かせるようにすれば良いかな、と考えついたメニューが「ひざグルグル」(笑)
片足上げて膝を中から外へグルグル回す。外から中へグルグル回す。
数日前から準備運動に取り入れ始めた。

単純なメニューだけど、これ、私がやってみてもちょっときつい(笑)
私も股関節が硬いようで、やった後はしばらく股関節が痛い。
でもその代わり、その後のボールタッチが上手くなった気がする(笑)


一方、「少年サッカー 股関節」で検索すると、引っかかるのは股関節痛ばっかり。
グロインペイン症候群というのがたくさんでてくる。
どうやらサッカーで股関節の使い過ぎで発生する痛みらしい。

これ、今のまま放っておいたら、将来息子は必ず発症する気がする。
なので予防のためにも「ひざグルグル」をやっておきたい。
逆にオーバーワークにも配慮が必要なので、1日10回ずつを上限。股関節のストレッチを事前にやってからすることにしている。
(真似される場合は、専門家の指導を受けるなど、ケガに気を付けて自己責任でお願いします。)

これ続けたら、1ヶ月くらいで息子のプレーが見違える予感がしてる。頑張って続けよう。