2017年8月30日水曜日

二軸動作

先日、内股の事とインサイドキックをネットで調べていた時、ショッキングな事実を知った。

例えばこの映像。

軸足は浅く?
何を言ってるんだこいつは。
即刻無視した。


その後もネットの調査を進めると、蹴った後の蹴り足は前へ、と言う人がけっこう居る。

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どうやら「中心軸動作」と「二軸動作」というものがあるらしい。
そして世界のサッカープレーヤーは二軸動作で動いているらしい。

ピクシーの
「なんで止まりながら蹴るんだ」
という日本人へのコメントはかなり興味深い。

私の動作は完全に中心軸である。
私のインサイドキックは、古き悪しき教え方のようだ。

例えばこんなネットのコメントを見た。
二軸動作とは簡単に言えば、軸足ではなく、蹴り足、遊脚に体重を乗せる動作です。
例としてインサイドキックで説明します
<中心軸>
軸足に体重を乗せて蹴ると、上体は後に残り蹴り足の勢いだけで蹴る。
インパクト後、蹴った足を軸足の方へ戻しそれから次の動作へ移る。
<二軸>
蹴り足に体重を乗せると、上体は前に進み、蹴り足に上体の重さを加えて蹴る。
インパクト後、蹴った足はそのまま前へ着地し、次の動作へスムーズに移れる。
トラップにて説明すると
<中心軸>
軸足に体重を乗せると、上体は後傾し、遊脚の足先のみでボールを止め、
遊脚を軸足の方へ戻し、それから次の動作へ移る。
<二軸>
遊脚に体重を乗せると、上体は前へ移動し、遊脚に上体の重さを加えて止める。
(「足を出してボールを止める」ではなく、「体全体でボールを迎えに行く」感覚)
止めた後は遊脚は前に着地し、そのまま次の動作へスムーズに移れる。

キックの方はまだ分かる。
でもトラップの方は全然ピンと来ない。

元来私は、全てのスポーツにおいて、最も重要な事は重心の使い方だと思っている。
中心軸動作しか知らなかった私は、その為に息子には、インサイドキックを蹴った後には蹴り足を戻すよう指導してきてしまった。
しかし間違っていた(or 古かった)のは私の方らしい。
上述の動画も、二軸動作という単語は出していないが、膝を曲げることを強調し、蹴った足はそのまま次の動作へつなげているあたり、二軸動作をマスターできている方なのだろう。

まだ全てにおいて二軸動作の良さを理解できたわけではないのだが、少なくとも世界のトッププレーヤーのスタンダード、というのは事実なのだろう。
であれば、私の過去の経験なんぞより、二軸動作を追求するべきである。

スマン、息子よ。でもまだ小学1年生。まだ間に合う。
私も二軸動作を勉強するから、今から一緒に二軸動作を身に付けよう。