なるべくなら移籍はしたくないと考えていたが(1月18日の記事参照)、やはり息子のレベルに適したクラブに通わせるべきだと考えるようになった。
実はこの決断は、少し前にしていた。
きっかけは、1/19(金)の朝練の後に息子とした会話だ。
私から以下の質問をした。
「土曜と日曜にクラブKの練習があるけど、両方行く?それとも土曜日は夕方にフロンターレエリートの見学に行く予定が詰まってるから、土曜はお父さんと公園で練習するだけにする?」
これに対し息子はこう答えた。
「お父さんと練習する方が練習が濃くて上手くなれるから、土曜日はお父さんとの練習にする。」
この息子のコメントが全てかな、と感じた。
まだこの会話の時点で、最近のクラブKでの練習レベルの話も移籍云々の話も息子とは一切していなかった。
にもかかわらずこのような意見が出てきたことで、クラブKでの練習時間が息子にとっては意味の薄いものになってしまっていると本人も感じていたことを、十分に理解できる発言だった。
(※繰り返しになるが、クラブKの育成方針を批判する意図は全くない。)
この時点で、より高いレベルへ挑戦する機会を与えなくては、との決意が固まっていた。
そして本日、あるクラブの練習に体験参加させて頂いた。
こちらは市内の強豪の一つで、市大会で上位(ベスト16以上?)に食い込むチームだ。
参加してみると、やはりメンバーのレベルは高い。
みんなドリブルもパスもしっかりできる。リフティングもそこそこできる。
ゲーム形式でも、団子サッカーからはとっくに脱却している。まだパスの意識はそこまで高くなくドリブル中心であるが、そのドリブルがめっちゃ上手い子が何人もいる。
その中での息子、「上手いね~」のお言葉も頂いたが、流石にそれは褒めすぎで、全体的には真ん中くらいかそのちょい下か。
基本練習は十分付いていけている。
1対1の練習になるとあんまりかわせてなかったな。もっと普段のようにフェイントも使って欲しいところだったが。
ゲーム形式ではそれ程たくさんボールには触れなかったが、それでも2回ほど良いプレーが。
一つはドリブルで相手を抜きにかかるシーン。流れに乗ったドリブルで1人をかわした。2人目もかわしにかかって取られたけど。
もう一つは、左サイドをドリブルで相手を振り切り、左足でゴロの鋭いセンタリング。真ん中の味方にピタリと届いた。
このプレーだけは本当に素晴らしかった。後で息子に聞くと、中のフリーの味方が一瞬見えた上でパスを出したとのことなので驚き。
こういったプレーができるのも、適したレベルのチームに居てこそだと思う。
クラブKでは残念ながら、団子サッカーでこういったドリブルをする機会が得られないし、仮にできても、中でセンタリングを待っている子もいない。
このプレーを見て私の決意は固まったかな。
他にも幾つかチームの候補を考えていたが、入れて頂くならここだな、と思った。
丁寧にご説明頂いたチーム活動の内容も大変分かりやすいものだったし。
まだ体験させて頂けそうなので、もう何回か参加して決定したいと思う。
毎週の練習試合が多そうなので親は大変そうだが、息子がヤル気なら付き合ってあげようと思う。
子供の活動に協力してあげられるのも、あと数年でしょ。