本当は休日に近くの中学校のグラウンドで行われるはずだったが、雨で延期となりそれが叶わず。
息子の小学校はマンモス校ゆえ、平日に自分の小学校のグラウンドで全学年同時に実施することはできないため、2学年ずつ実施という可哀そうな運動会になってしまった。
平日なので見に行くことはできず、妻が撮影してくれた写真と動画のみで確認。
1、2年生だけとは言え、人数が多くてそれなりに盛り上がっているように見えた。
ダンスや玉入れなどお馴染みの競技もあったが、私の興味はやはり徒競走。
徒競走の組はクラス関係なく1年生全体で混ぜられて決まる。
息子は運悪く、他のクラスのリレー選手と一緒の組になり、嘆いていた。
(息子はリレー選手には選ばれていない。)
その徒競走が行われた。
息子は好スタートを切り、前半はリレー選手の子よりも早く走れていた。
あと少しのところでリレー選手の子にかわされ、ギリギリ2位でゴール。
人数が多いためか、平日で親の手伝いが得られなくて人手不足なのか、生徒にいちいち順位は告げられないようで、息子は1位を私達に主張していた。
でも動画で何度も確認し、ようやく2位を認めた。
息子が1位を主張する、一つのしょーもない理由がある。
幼稚園年中の頃から続いている我が家のルール。
かけっこで1位になったら「くら寿司」に連れて行ってあげるというものだ。
ここまで2年連続で行ってたが、今年は残念ながら2位でフィニッシュ。
息子はそれでも、リレー選手相手に惜しい勝負したから2位でも連れてってと、泣きながら訴える。
妻もくら寿司に行きたがる。私も行きたい。
でもここは耐えることにした。ルールはルール。
負けても行ってしまったら、世の中なんでも希望が通ってしまうものと思ってしまう。
負けたことを認めて悔しい想いをしてこそ、この先伸びていける。
行きたかったら来年勝てばいいんだ。息子にはそう伝えた。
「負けたことがある」というのが いつか 大きな財産になる
by スラムダンク